カウンタ動作を行うサンプルです。動作は1チャネルのみです。
このサンプルプログラムは、カウンタ入力機能を持ったデバイスの選定が必要です。
サンプル仕様 |
※サンプルプログラムの初期値です。デバイスドライバの初期値と異なりますので、ご注意ください。 |
プログラム名 |
Counter |
動作チャネル |
1チャネルのみ |
イベント |
比較カウント一致イベント、カウンタ動作エラーイベント |
1.希望するプログラム名を指定し、プログラム実行させると、上記のような外観のCUI(Character User Interface)メニューが表示されます。
ソフトウェアのバージョンによっては外観が異なることがあります。
2.デバイス初期化処理
・[1 : AioInit]をコマンド選択すると、デバイス名を指定することができます。
指定デバイスの利用開始することをデバイスドライバへ通知します。
デバイス名を指定すると、AioInitが実行され、CUIメニューが再度表示されます。
・[3 : カウンタチャネル設定]をコマンド選択すると、カウンタチャネル番号を指定することができます。
カウンタチャネル番号を指定すると、CUIメニューが再度表示されます。
3.カウンタ設定の処理
・[4 : カウンタ設定]をコマンド選択すると、カウンタ設定メニューが表示されます。
・カウンタ設定メニューで、[1 : 比較カウント設定]を選択すると、比較カウント設定が行えます。
比較カウント機能の有効/無効や、比較カウント値、繰り返し設定機能の有効/無効が指定できます。
比較カウント設定の指定が完了すると、カウンタ設定メニューが再度表示されます。
比較カウント値は、最大 5つまで予約することができます。
比較カウント値と、指定チャネルのカウント値が一致すると、予約された次の比較カウント値が有効となります。
・カウンタ設定メニューで、[2 : 比較一致プリセット設定]を選択すると、比較一致プリセット設定が行えます。
比較一致プリセット機能の有効/無効や、比較一致プリセット値(最大5個)、繰り返し設定機能の有効/無効が指定できます。
比較一致プリセット設定の指定が完了すると、カウンタ設定メニューが再度表示されます。
比較一致プリセット設定は、最大 5つまで予約することができます。
比較カウント値と、指定チャネルのカウント値が一致すると、プリセット値がカウント値へセットされます。
また、予約された次のプリセット値が有効となります。
・カウンタ設定メニューから「b : 戻る」を選択すると、トップメニューへ戻ります。
4.カウンタプリセットの処理
・[5 : AioPresetCnt]をコマンド選択すると、カウンタ値をプリセットすることができます。
プリセット値を指定するとAioPresetCntが実行され、CUIメニューが再度表示されます。
5.カウンタ動作
・[6 : カウント開始]をコマンド選択すると、設定された条件でカウント開始します。
・[7 : AioGetCntCout]をコマンド選択すると、カウント値が表示されます。
・[8 : AioGetCntStatus]をコマンド選択すると、ステータスが表示されます。
・[9 : カウント停止]をコマンド選択すると、カウントが停止します。
6.終了処理
・[10 : AioExit]をコマンド選択すると、現デバイス利用が完了したことデバイスドライバへ通知します。
プログラムを終了させることなく、異なるデバイス(例:AIO001など)からデータ取得ができます。
AioExitが実行されると、CUIメニューが再度表示されます。
・再び、データ取得処理を行う場合は、[1 : AioInit]をコマンド選択し、新たなデバイス名を指定し、デバイス初期化処理を行ってください。
7.プログラムの終了処理
・[q : 終了]をコマンド選択すると、プログラムが終了します。