単チャネルおよび複数チャネルの簡易出力を行うサンプルになります。
複数チャネル出力の出力データは0 ~ 3chまでダイアログ上から変更出来ます。
チャネル数5以上を指定した場合、4ch以降の出力は0V固定となります。
このサンプルプログラムは、アナログ出力機能を持ったデバイスの選定が必要です。
サンプル仕様 | ※サンプルプログラムの初期値です。デバイスドライバの初期値と異なりますので、ご注意ください。 |
プログラム名 | AoSimple |
レンジ | 0 (±10V) |
指定チャネル チャネル番号 | 0 |
複数チャネル チャネル数 | 1 |
1.希望するプログラム名を指定し、プログラム実行させると、上記のような外観のウィンドウが表示されます。
ソフトウェアのバージョンによっては外観が異なることがあります。
2.デバイス初期化処理
・デバイス名に、デバイスマネージャーで設定したデバイス名を指定し、[AioInit]ボタンを押します。
指定デバイスの利用開始することをデバイスドライバへ通知します。
・「レンジ:」で希望する出力レンジを選択し、[AioSetAoRangeAll]ボタンを押します。
利用するデバイスによっては、デバイス上のジャンパーピンで出力レンジを変更しないと設定が有効とならない場合があります。
3.チャネル簡易出力処理
・[AioSingleAoEx]、もしくは、[AioMultiAoEx]ボタンを押すたびに、指定されている出力値がデバイスから出力されます。
・指定チャネルを1チャネルのみ出力する場合、
指定チャネル簡易出力フレーム内の「チャネル番号:」に希望するチャネル番号を指定します。
指定チャネル簡易出力フレーム内の「出力データ:」に希望する出力値を指定します。
[AioSingleAoEx]ボタンを押すと、対象デバイスの指定したチャネル番号から、指定した値が出力されます。
・複数チャネルの出力をする場合、
複数チャネル簡易出力フレーム内の「チャネル数:」に希望するチャネル数を指定します。
複数チャネル簡易出力フレーム内の「出力データ:」に希望する出力値を指定します。
[AioMultiAoEx]ボタンを押すと、対象デバイスの指定したチャネル番号から、指定した値が出力されます。
なお、開始チャネル番号は0ch固定です。例えば、チャネル数 3を指定した場合、0ch~2chからのデータ出力となります。
4.終了処理
・[AioExit]ボタンを押し、現デバイス利用が完了したことデバイスドライバへ通知します。
プログラムを終了させることなく、異なるデバイス(例:AIO001など)からデータ出力ができます。
再び、データ出力処理を行う場合は、新たなデバイス名を指定の上、[AioInit]ボタンを押し、デバイス初期化処理を行ってください。
5.プログラムの終了処理
・ウィンドウ内の[閉じる]ボタンを押し、プログラムを終了させます。