AioStartTmCount


機能

経過時間の測定を開始します。

書式

Ret = AioStartTmCount ( Id , TimerId )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

TimerId [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
タイマIDを指定します。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

16080

TimerIdの値が関数の指定範囲外です

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20002

デバイスが動作中のため実行できません
この関数を使用するには、タイマ動作が停止している必要があります。

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

26080

TimerIdの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

説明

経過時間の測定を開始します。
この関数を実行した後、AioStopTmCountで停止せずに、再度AioStartTmCountを実行した場合は、経過時間が0にリセットされて再び開始します。

タイマ機能を持たないデバイスでは使用できません。

使用例

タイマID0で経過時間の測定を開始します。

VB.NET

Dim Ret As Integer
Ret = AioStartTmCount ( Id , 0 )
 

C, C++

long Ret;
Ret = AioStartTmCount ( Id , 0 );
 

C#

int Ret;
Ret = aio.StartTmCount ( Id , 0 );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Ret.value = caio.AioStartTmCount ( Id , 0 )
 

関連項目

AioStopTmCount