AioLapTmCount


機能

現在の経過時間を取得します。

書式

Ret = AioLapTmCount ( Id , TimerId , Lap )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

TimerId [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
タイマIDを指定します。

Lap [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long * ] [ C#: out int ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_long) ]
経過時間を格納する変数のアドレスを指定します。
経過時間はmsec単位です。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

16120

TimerIdの値が関数の指定範囲外です

16121

LapのポインタがNULLです
パラメータには変数のアドレスを指定してください。

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

26120

TimerIdの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

説明

経過時間の測定を開始します。測定は停止しないので、何度も実行することができます
タイマ機能を持たないデバイスでは使用できません。

使用例

タイマID0の経過時間を取得します。

VB.NET

Dim Ret As Integer
Dim Lap As Integer
Ret = AioLapTmCount ( Id , 0 , Lap )
 

C, C++

long Ret;
long Lap;
Ret = AioLapTmCount ( Id , 0 , &Lap );
 

C#

int Ret;
int Lap;
Ret = aio.LapTmCount ( Id , 0 , out Lap );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Lap = ctypes.c_long()
Ret.value = caio.AioLapTmCount ( Id , 0 , ctypes.byref(Lap) )