AioResetProcess


機能

20003エラーを回避するために、デバイスドライバのプロセス情報をリセットします。

書式

Ret = AioResetProcess ( Id )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit関数で取得したIDを指定します。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

説明

アプリケーションのデバッグ中などに、デバイスが動作中の状態でアプリケーションを強制終了させると、以降AioInit関数は正常終了するものの、その他の関数で20003のエラーが返ることがあります。

AioResetProcess関数は、この状態を回避させるために使用します。AioInit関数の実行後にこの関数を使用してください。

ただし本関数は、アプリケーション作成中など、デバッグ中に発生する20003のエラーを回避する目的のために使用するものですので、実運用プログラムには使用しないでください。

デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

使用例
 

VB.NET

Dim Ret As Integer
Ret = AioResetProcess ( Id )
 

C, C++

long Ret;
Ret = AioResetProcess ( Id );
 

C#
 

int Ret;
Ret = aio.ResetProcess ( Id );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Ret.value = caio.AioResetProcess ( Id )