AioGetAiMemoryType


機能

データ格納用メモリ形式を取得します。

書式

Ret = AioGetAiMemoryType ( Id , AiMemoryType )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

AiMemoryType [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short * ] [ C#: out short ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
データ格納用メモリ形式を格納する変数のアドレスを指定します。
AioSetAiTransferMode
で決定される転送モードにより格納される値の意味は異なります。

デバイスバッファ使用時

0

FIFO

1

RING

ユーザーバッファ使用時

0

メモリへの上書きなし

1

メモリへの上書きあり

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

11090

AiMemoryTypeのポインタがNULLです
パラメータには変数のアドレスを指定してください。

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20002

デバイスが動作中のため実行できません
この関数を使用するには、アナログ入力動作が停止している必要があります。

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

初期値

すべてのデバイスで、デバイスバッファ使用時FIFO、ユーザーバッファ使用時上書きあり

説明

アナログ入力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

使用例

設定されているメモリ形式を取得します。

VB.NET

Dim Ret As Integer
Dim AiMemoryType As Short
Ret = AioGetAiMemoryType ( Id , AiMemoryType )
 

C, C++

long Ret;
short AiMemoryType;
Ret = AioGetAiMemoryType ( Id , &AiMemoryType );
 

C#

int Ret;
short AiMemoryType;
Ret = aio.GetAiMemoryType ( Id , out AiMemoryType );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
AiMemoryType = ctypes.c_short()
Ret.value = caio.AioGetAiMemoryType ( Id , ctypes.byref(AiMemoryType) )
 

関連項目

AioSetAiMemoryType