GPIB ANALYZER を使ってみる

まず、GPIB ANALYZER を使ってみましょう。

GPIB ANALYZERがサポートしているボードであれば、そのボードで通信を行いながらでも動作させることが可能です。

GP-IB(PCI)の場合ボードID(ボードの右上のロータリースイッチの番号)を控えておきます。
なお、ボードIDの出荷時設定は0になっています。

その他のボードの場合、プロパティページで設定したデバイス名(GPIB000等)を控えておいてください。

  1. 実際に通信を行うシステムの一端とGP-IB(PCI)をケーブルで接続します。

  2. GPIB ANALYZER を起動します。使用可能なボードが複数枚ある場合、ボードの選択画面が表示されます。
    使用するボードを選択し、OKをクリックしてください。

  3. [解析開始]をクリックします。
    「解析中…」と表示されますので、GPIB通信を開始してください。

  4. 適当なところで[解析中断]をクリックすると画面にデータが表示されます。

  5. 画面上のデータをダブルクリックまたは[チャート表示]をクリックするとチャート画面に切り替わります。
    この画面上では解析データをチャート表示で見ることができます。
    またデータの範囲を選んでプリントアウトすることもできます。

  6. [戻る]をクリックしてメイン画面に戻り、メニューの「ファイル」-「解析データの保存」を選択します。

  7. この画面ではファイル名を指定して現在の解析データを保存することができます(拡張子<.ana>)。
    このとき同時に同じファイル名でCSV形式のデータが自動的に保存されます(拡張子<.csv>)このファイルはExcel等で再利用することができます。