「アドレス指定を行わない」とは、コマンド配列へどの機器がトーカ・リスナであるかの設定を行なわないという意味になります。
マスタでアドレス指定を行わない場合には次のようなケースが考えられます。
受信が戻り値128(受信データ域オーバー)で返された場合。→まだ相手機器がデータを送ろうとしています。Cmd(0)=0にして戻り値が0になるまで受信を繰り返すことで残りのデータを受信することができます。
GpComandを使用してアドレス指定を別途行なっている場合。→以下2つの例は動作的には同じことを行ないます。
マイアドレスが0、相手機器アドレスが3の場合
例1)Cmd(0)=2
Cmd(1)=0
Cmd(2)=3
GpTalk(Cmd(0), Srlen, Srbuf)
例2)Cmd(0)=2
Cmd(1)=&H40
Cmd(2)=&H23
GpComand(Cmd(0))
Cmd(0)=0
GpTalk(Cmd(0), Srlen, Srbuf)