API-GPIB(WDM)の各関数にアクセスするためには、"GPIB000"のような文字列で表されるデバイス名を使用します。
このデバイス名は、デバイスドライバのインストール完了時に初期値が設定されています。
デバイス名の確認や変更は、デバイスマネージャから行います。
デバイス名の確認はいずれの権限でも可能ですが、デバイス名を変更するには管理者権限が必要になります。
デバイス名の確認方法
デバイスマネージャを起動します。[マイコンピュータ]-[コントロールパネル]から[システム]を選択し、[デバイスマネージャ]タブを選択してください。(マイコンピュータを右クリックし、プロパティを選択しても起動できます。)
API-GPIB(WDM)ドライバを使用するハードウェアは全て、CONTEC
Devicesツリーの下に登録されています。
デバイスツリーを開くと、デバイスに割り当てられているデバイス名が表示されます。
デバイス名の変更方法
デバイスマネージャを起動します。
デバイスツリーを開き、設定するハードウェアを選択して右クリックしてください。ポップアップメニューから[プロパティ]をクリックします。
デバイスのプロパティページが表示されます。デバイス名の設定は共通設定タブで行います。デバイス名を入力して[OK]をクリックしてください。
複数のデバイスを使用する場合、デバイス名は重複しないように設定する必要があります。
デバイス名に使用できる文字列は、半角で最大256文字までです。
デバイスの簡易動作確認
診断プログラムを使用して、ハードウェアの簡易的な動作確認を行うことができます。
診断プログラムを起動するには、プロパティページで[診断]ボタンをクリックします。