2次アドレス出力方法

GPIBの機器の中には1次アドレスの他に2次アドレスを持っているものがあり、それら機器に対してのコマンドの出力方法を以下に表します。

 

(1)送信

 

image\CJ005_1_wmf.gif

 

・MTA(My Talker Address)

 (MTA=ボードの機器アドレスOR 40h)

・UNL(Unlisten)

 (UNL=3Fh)

・LA(Listener Address)

 (LA=相手機器1次アドレス OR 20h)

・SA(Secondary Address)

 (SA=相手機器2次アドレス OR 60h)

 

■例        マイアドレス7番、相手機器1次アドレス9番、2次アドレス3番の場合

 47H,3FH,29H,63Hの順にコマンドを送出してください。

 

■処理      2次アドレス送出(コマンド送出)

データ送信(コマンド数=0)

 

 

(2)受信

 

image\CJ005_2_wmf.gif

 

・TA(Talker Address)

 (TA=相手機器1次アドレス OR 40h)

・SA(Secondary Address)

 (SA=相手機器2次アドレス OR 60h)

・UNL(Unlisten)

 (UNL=3Fh)

・MTA(My Listener Address)

 (MTA=ボードの機器アドレス OR 20h)

 

■例        マイアドレス7番、相手機器1次アドレス9番、2次アドレス3番の場合

 49H,63H,3FH,27Hの順にコマンドを送出してください。

 

■処理      2次アドレス送出(コマンド送出)

データ受信(コマンド数=0)