C(静電容量)の測定を1回だけ行います。
Ret = ZmSingleCMeasure ( Id , ChannelNo , CValue , DValue , Status )
Id
[ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
ZmInitで取得したデバイスIDを指定します。
ChannelNo
[ C, C++ : unsigned short ] [ Python: ctypes.c_ushort ]
チャネル番号を指定します。
CValue
[ C, C++: float * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_float)
]
静電容量を格納する変数アドレスを指定します。単位はF(ファラッド)です。
DValue
[ C, C++: float * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_float)
]
損失係数を格納する変数アドレスを指定します。
Status
[ C, C++ : unsigned long * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ulong)
]
測定ステータスを格納する変数アドレスを指定します。
Statusのビット番号 |
意味 |
16 |
測定前コンタクトチェック結果(L測定端側) |
17 |
測定前コンタクトチェック結果(H測定端側) |
18 |
測定後コンタクトチェック結果(L測定端側) |
19 |
測定後コンタクトチェック結果(H測定端側) |
24 - 25 |
等価回路モード |
※未定義のビット番号は、未使用です。
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
戻り値 |
内容 |
ZM_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
ZM_ERR_SYS_CHANNEL_NO |
20100 |
チャネル番号が設定可能範囲外です。 |
ZM_ERR_SYS_MEASURE_STOP |
20116 |
測定が停止されました |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
なし
C(静電容量)の測定を1回だけ行います。
測定するチャネルは指定した1CHのみになります。
本関数は測定完了まで処理が戻りません。
測定完了で処理が戻りますので、引数に入っている測定結果をご確認ください。
ZmResetDevice関数を実行すると測定は停止します。
測定ステータス内の等価回路モードについての詳細は、用語集「等価回路モード」を参照ください。
測定ステータス内のコンタクトチェックについての詳細は、用語集「コンタクトチェック」を参照ください。
ChannelNo = 1の静電容量、損失係数、および測定ステータスを取得します。
C, C++ |
long Ret; float DValue; |
Python |
Ret = ctypes.c_long() CValue = ctypes.c_float() Ret.value
= czm.ZmSetCorrectionValue
( Id , 1 , ctypes.byref(CValue)
, ctypes.byref(DValue) , ctypes.byref(Status)
) |