熱電対のしくみ

接合された2種類の金属の両端に温度差を与えると、その両端間に熱起電力(電位差)が生じます。

熱電対は、このゼーベック効果を利用した温度センサです。

利用する金属の種類によって熱起電力(VOUT)は異なり、温度差と熱起電力との関係は非線形です。
IEC 60584-1/JIS C1602では、TC=0℃時の温度差(TH – TC)と熱起電力(VOUT)の関係が規定されています。