設定ツール(コンフィグレーション)

コンフィグレーションは、デバイスにアクセスする際に使用するデバイス名を設定するツールで、 一部デバイスのハードウェア設定やファームウェア更新、診断レポートの出力等に使用します。

キャラクタベースで、メニューから数字またはアルファベットでコマンドを選択し、Enterを押下することにより、設定操作を行います。

 

API-SMC(LNX)は、ドライバを起動して、設定ファイル(contec_smc.conf)を/procにコピー することにより、デバイスを使用可能になります。
デバイスドライバの起動と停止は、ドライバ起動スクリプト(contec_smc_start.sh)と ドライバ停止スクリプト(contec_smc_stop.sh)によって行います。
コンフィグレーションは、設定ファイルと共に、これらのスクリプトファイルを生成します。

 

■起動オプション
設定メニューは、環境変数LANGの値により日本語と英語を切り替えていますが、起動時にオプション を指定することで、メニューの言語を選択できます。
-j : メニューを日本語で表示
-e : メニューを英語で表示
■起動画面例
コンフィグレーションを起動すると、以下のような画面が表示されます。
※コンフィグレーションの起動には管理者権限が必要です。
 

 

各種コマンドを選択し、Enterを押下することで、デバイスの設定や検出、診断レポートの出力が可能です。

 

デバイス設定

 

診断レポート機能

 
 
■設定コマンド
コンフィグレーションで使用するコマンドを紹介します。
実行できるコマンドは、対象のデバイスにより異なります。

 

DeviceNameの変更
デバイス名を設定します。
他のデバイスと同じ名前を付けることはできません。
アプリケーションからデバイスを指定する際は、このデバイス名を指定します。

 

 

 

 

■診断レポート機能

 

お客様が使用されている環境の診断レポートを出力する機能です。

診断レポートには、お客様のPC環境や接続されているデバイスの状態などが記載されます。

デバイスが接続されていない状態でも、PC環境などの情報が診断結果として出力されます。

サポートセンターにお問い合わせされる際には、本レポートを添えてお問い合わせください。

 

診断レポート出力機能をご利用頂く手順を、以下に示します。

 

①コンフィグ画面で 「e」 を選択し、Enterを押下ください。

   

   

②診断レポートを出力するデバイスを選択し、Enterを押下ください。(デバイス一覧記載の番号を選択ください。)

   すべてのデバイスの診断レポートをを出力する場合は「a」を選択し、Enterを押下ください。

   診断レポートは実行したコンフィグレーションと同じ場所に保存されます。

   

  

  

   ■診断レポート例

 

診断レポートの例を以下に示します。

診断レポートには、お客様のPC環境及びデバイスの動作確認結果が記載されます。