機能
エンコーダ入力形式を設定します。
書式
Ret = SmcWSetEncType( Id , AxisNo , EncType )
引数
Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
軸番号を指定します。
EncType [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
エンコーダ入力形式を設定します。
0 |
A/B (90度位相差) 1逓倍 |
1 |
A/B (90度位相差) 2逓倍 |
2 |
A/B (90度位相差) 4逓倍 |
3 |
U/Dの2パルス入力 |
4 |
使用しない |
戻り値
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
参照:エラーコード詳細
初期値
0 : A/B 1逓倍
説明
EncTypeの設定を「4 : 使用しない」にすると、エンコーダカウンタはプリセットカウンタ値となります。
軸が動作中の場合、この関数は実行できません。
初期設定関数実行後は、SmcWSetInitParam関数を実行する必要があります。
「初期設定関数について」を参照してください。
使用例
軸番号1のエンコーダ入力形式を設定します。
C, C++
long Ret;
short EncType;
Ret = SmcWSetEncType( Id , 1, EncType );
Python
Ret = ctypes.c_long()
EncType = ctypes.c_short()
Ret.value = csmc.SmcWSetEncType( Id , 1, EncType )
関連項目