Z相入力によってカウンタゼロクリアを行います。
ハードウェアの接続とドライバの設定が必要です。
【接続】
ロータリーエンコーダのZ相出力(もしくはクリアしたいタイミングで入力される任意の信号)をIN4/LTCもしくはIN6/CLR端子に接続し、ソフトウェアの設定を行うと、Z相信号アサートでのカウンタクリアが可能です。
IN4/LTCもしくはIN6/CLRの入力部仕様としましてはフォトカプラ入力(電流シンク出力対応)となっていますのでオープンコレクタ出力タイプのロータリーエンコーダが接続できます。
入力ON電流は2.0mA以上必要です。
また、本ボードの入力端子を使用する際には本ボードのプラスコモン端子と外部電源(+12~+24V)プラス端子、GND端子と外部電源のマイナス端子の接続が必要となります。
【ドライバ設定】
SMC-2/4/8DL シリーズ の場合
・LTC信号を使用
SmcWSetCtrlTypeIn関数にてIN4をLTCに設定してください。
本関数にて 引数CtrlIn のビット4(LTC)をONしていない場合、LTC信号として認識しません。
機能設定はSmcWSetCounterMode関数にて行います。
引数ClearCntLtcにクリアしたいカウンタを選択してください。
LTC信号によりカウンタクリアを行うには、カウンタのラッチを行う必要があります。
従って、上記設定を行うと引数LtcMode 側の設定は、自動的に対応する設定に変更されます。
SMC-4/8DF シリーズ の場合
・LTC信号を使用
SMC-2/4/8DL シリーズの場合と同様ですが、ラッチするカウンタを選択することができません。
従って、引数LtcModeでラッチON設定とすると、他方のビットもON設定となります。
・CLR信号を使用
SmcWSetCtrlTypeIn関数にてIN6をCLRに設定してください。
本関数にて 引数CtrlIn のビット6(CLR)をONしていない場合、CLR信号として認識しません。
機能設定はSmcWSetCounterMode関数にて行います。
引数ClearCntClrにクリアしたいカウンタを選択してください。