[#]:デバイス選択

DeviceNameを変更したいデバイスを選択します。
「コマンド入力」プロンプトから、対象となるデバイスの[]内の数字を指定します。
対象デバイスの数字を入力すると、選択したデバイスの情報が表示され、コマンド選択待ちとなります。

以下、実行できるコマンドは、対象のデバイスにより異なります。

「[1]:DeviceNameの変更」をコマンド選択すると、選択したデバイスのDeviceNameの変更ができます。
「[m]:メニューに戻る」をコマンド選択すると、(デバイス一覧)メニューが再度表示され、コマンド選択待ちとなります。

 

DeviceNameの変更

「[1]:DeviceNameの変更」をコマンド選択すると、選択したデバイスの現在の設定が表示され、DeviceNameの入力待ちとなります。
他のデバイスと同じ名前を付けることはできません。
アプリケーションからデバイスを指定する際は、このデバイス名を指定します。

 

ネットワーク設定

有線LANネットワークの設定を行います。

 

920MHz無線設定

920MHz無線通信に関連する設定を行います。

項目名

概略

Wireless Channel

920MHz帯通信の使用チャンネルを設定します。

PAN ID

920MHz帯通信の使用PAN IDを設定します。

「その他の設定」のDevice Modeを「CONPROSYS mode」に設定する場合は 0 固定になります。

Tx Power

送信出力を設定します。

通常は初期値の 20(mW) で使用します。

Bit Rate

ビットレート(通信速度)を設定します。

通常は初期値の 100(Kbps) で使用します。

Request Timeout

親機と子機間の通信タイムアウト時間を設定します。

通常は初期値の 3000(ミリ秒) で使用します。

Aging Time

親機と子機間の接続維持時間を設定します。 初期値は 600 です。

通常は初期値で使用します。
Data Interval設定を変更している場合、Data Interval設定の10倍程度の値に変更することを推奨します。

またこの設定を変更する場合、親機の設定も同じ値にすることを推奨します。
設定可能範囲: 60~36000(秒)

Encryption Key

親機と子機間の通信で使用する暗号化キーを設定します。32桁の16進数で指定し、初期値はすべて 0 です。

親機と子機が通信するには、Encryption Keyに同じ値が設定されている必要があります。

Priority Route

優先したい通信ルートがある場合にDevice IDを指定します。
Device Mode が「Wireless I/O mode」の場合のみ有効です。

親機の場合はGatewayのDevice IDを指定します。
他の子機デバイスの場合は対象子機のDevice IDを指定します。

・Disabled 優先ルートを指定しません
・Gateway 直接親機と通信できる環境の場合は親機を優先します
・ID: 0-127 優先的に中継する子機を指定します

 

フェイルセーフ設定

フェイルセーフ機能の設定を行います。

項目名

概略

Event Trigger

フェイルセーフ状態を発動する条件を設定します。

LinkdownはLANケーブルが断線するなどネットワークのリンクダウンを条件にします。
NoAccessは一定時間アクセスが無かった場合を条件にします。

Failsafe OutBit

フェイルセーフ機能で出力を行う出力端子を指定します。
16進数で指定し、ビットが1の出力端子から出力を行います。

設定例: 出力端子0,1,2,3を使用する場合、Fを指定します

Pattern Setting

フェイルセーフ機能で出力する出力データを指定します。
16進数で指定し、FailSafe OutBit で1が指定されている出力端子から0または1の出力を行います。

設定例: 出力端子0,1,2,3の出力を「0,1,0,1」にする場合、Aを指定します

Start wait time

電源投入後、フェイルセーフ機能を無効にする時間を設定します。
ここで設定した時間が経過後に、フェイルセーフ機能が有効になります。

 

ファイアウォール設定

ファイアウォール設定で、イベント通知とサンプリング機能(UDP:0x501F)の許可を設定します。
未登録の場合、ETHデバイスのイベント通知とサンプリング機能は利用できません。
登録済みの場合、PC側のポートが解放され、ETHデバイスのUDP:0x501Fからの接続などを許可します。

ETHデバイスが検出されると、デフォルトでETHデバイスのUDP:0x501Fが許可されます。

 

その他の設定

項目名

概略

DI Count

デバイスの起動時からデジタル入力のカウンタ機能を開始させる場合にEnabledを選択します。

本設定とは別に、起動後にAPI関数を実行することで開始、停止させることも可能です。

Count Edge

デジタル入力のカウントを行う方向を選択します。

Unit ID

同じ製品を複数使用する場合、番号が重複しないように値を設定します。

Device ID

1台の親機で子機を複数使用する場合、子機の番号が重複しないように値を設定します。

Digital Filter

電源投入時のデジタルフィルタ値を設定します。
API-DIO(LNX)ドライバで使用する場合、本設定とは別に、API関数でも随時設定が可能です。

Data Interval

デバイスの入力値を自身の親機へ送信する時間間隔を設定します。

Device Mode

通常は初期値の「Wireless I/O mode」で使用します。

当社製品CONPROSYSシリーズの子機として使用する場合「CONPROSYS mode」を選択します。
親機を使用せず子機2台で動作させる場合「Peer-to-Peer mode」を選択します。

Modbus Function

Modbus機能の有効無効を設定します。

Modbus TCP Slaveに対応し、Modbusマスター機能を持つ上位通信機器からのデータ収集や制御を行うことができます。
初期値は Enabled(有効) です。