DioSetIoDirection


機能

I/Oポートの入出力方向を設定します。

書式

Ret = DioSetIoDirection ( Id , Dir )

引数

Id [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

Dir [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
入出力方向は8ビット単位で指定します。※1

D7

D6

D5

D4

D3

D2

D1

D0

-

-

-

-

-

ポート2

ポート1

ポート0

指定可能な範囲: 0 ≦ Dir ≦ 7    ※2の(デバイスでサポートしているポート数)乗 - 1

0: 入力
1: 出力

戻り値

Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

[Dec]

意味

DIO_ERR_SUCCESS

0

正常終了

DIO_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。

DIO_ERR_DLL_DIRECTION

10500

入出力方向が設定範囲外です。

DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED

20001

このデバイスではこの関数は使用できません。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

初期値

システム起動時には全ポート入力の設定になっています。

説明

i8255モード0相当機能搭載デバイスの場合は、DioSet8255Mode関数を使用してください。 この関数でサポートされるデバイスは、「DIO-24DY-USB」となります。

使用例

C

Ret = DioSetIoDirection(Id, Data);
 

Python

Ret = cdio.DioSetIoDirection(Id, Data)
 

関連項目

DioGetIoDirection