DioSetCountEdge

機能

カウントエッジを設定します。

書式

Ret = DioSetCountEdge( Id , ChNo , ChNum , CountEdge )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

ChNo [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
設定を行うチャネル番号を格納した配列の先頭アドレスを指定します。

ChNum [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
ChNoで指定したチャネル数を指定します。

CountEdge [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
以下のエッジ設定を論理和で格納した配列の先頭アドレスを指定します。

定義

値

[Dec]

意味

DIO_COUNT_EDGE_UP

立ち上がり(0 -> 1)

DIO_COUNT_EDGE_DOWN

立ち下がり(1 -> 0)

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義	値 [Dec]	意味
DIO_ERR_SUCCESS	0	正常終了
DIO_ERR_DLL_INVALID_ID	10001	無効なIDが指定されました。
DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER	10002	ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。
DIO_ERR_DLL_BUFF_ADDRESS	10100	データバッファアドレスが不正です。
DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED	20001	このデバイスではこの関数は使用できません。
DIO_ERR_SYS_BOARD_EXECUTING	20002	デバイスが動作中のため実行できません。
DIO_ERR_SYS_CH_NO	20105	チャネル番号が指定可能範囲外です。
DIO_ERR_SYS_CH_NUM	20106	チャネル数が指定可能範囲外です。
DIO_ERR_SYS_CNT_EDGE	20700	カウントエッジ設定が指定可能範囲外です。

その他のエラー（参照：エラーコード詳細）

初期値

エッジ設定の初期値は、立ち上がりです。

説明

・指定したエッジを検出したタイミングでカウントアップします。

・カウンタ開始前のみ実行可能です。

使用例

チャネル0を立ち上がり、チャネル1を立下りに設定します。

C, C++

long Ret;

short ChNo[2]
short CountEdge[2];

ChNo[0] = 0;
ChNo[1] = 1;
CountEdge[0] = DIO_COUNT_EDGE_UP;
CountEdge[1] = DIO_COUNT_EDGE_DOWN;

Ret = DioSetCountEdge(Id, &ChNo[0], 2, &CountEdge[0]);

Python

Ret = ctypes.c_long()

ChNoType = ctypes.c_short * 2
ChNo = ChNoType()
CountEdgeType = ctypes.c_short * 2
CountEdge = CountEdgeType()

ChNo[0] = 0
ChNo[1] = 1
CountEdge[0] = cdio.DIO_COUNT_EDGE_UP
CountEdge[1] = cdio.DIO_COUNT_EDGE_DOWN

Ret.value = cdio.DioSetCountEdge(Id, ChNo, 2, CountEdge)