機能
指定したデバイスをスレーブに設定します。また、同期制御信号を使用するかどうかを設定します。
書式
Ret = DioDmSetSlaveCfg ( Id , ExtSig1 , ExtSig2 , ExtSig3 , MasterHalt , SlaveHalt )
引数
Id
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。
ExtSig1
[C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
ExtSig2 [C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
ExtSig3 [C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
同期信号線を有効にするかどうかを指定してください。
値 [Dec] |
意味 |
0 |
無効 |
1 |
有効 |
MasterHalt
[C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
1:固定(有効)
SlaveHalt
[C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
1:固定(有効)
戻り値
Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
DIO_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
DIO_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。 |
DIO_ERR_SYS_SIGNAL |
50001 |
使用できる信号の範囲外です。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
初期値
スタンドアロン/マスタ/スレーブのうち、デフォルトはスタンドアロンです。
説明
アプリケーションの動作を一定にするために、スタンドアロン/マスタ/スレーブ設定のうち1つを必ず実行してください。
スレーブとは、同期制御コネクタ(SCコネクタ)を使用して複数枚のボードを同期して動作させる場合の同期信号を受ける側のボードを指します。
使用例
C |
Ret = DioDmSetSlaveCfg(Id,
1, 1, 1, 1, 1); |
Python |
Ret = cdio.DioDmSetSlaveCfg(Id,
1, 1, 1, 1, 1) |
関連項目
DioDmSetStandAlone DioDmSetMasterCfg