機能
指定したデバイスの入出力方向を設定します。
書式
Ret = DioDmSetDirection ( Id , Direction )
引数
Id
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。
Direction
[C: unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
入出力方向を指定してください。
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
PI_32 |
1 |
32点入力 |
PO_32 |
2 |
32点出力 |
PIO_1616 |
3 |
16点入力、16点出力 |
戻り値
Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
DIO_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
DIO_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。 |
DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED |
20001 |
このデバイスではこの関数は使用できません。 |
DIO_ERR_SYS_DIRECTION |
50000 |
入出力方向が設定範囲外です。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
初期値
入出力方向の初期値は、PI_32 です。
説明
アプリケーションの動作を一定にするために、この関数は必ず使用してください。
使用例
C |
Ret = DioDmSetDirection(Id,
PI_32); |
Python |
Ret = cdio.DioDmSetDirection(Id,
cdio.PI_32) |
関連項目