DioDmGetCount


機能

転送カウント数を取得します。

書式

Ret = DioDmGetCount ( Id , Dir , &Count , &Carry )

引数

Id [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

Dir[C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
転送方向を設定してください。

定義

[Dec]

意味

DIODM_DIR_IN

1

入力

DIODM_DIR_OUT

2

出力

Count[C:unsigned long *] [Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ulong)]
カウント数を格納する変数のアドレスを指定してください。

Carry[C:unsigned long *] [Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ulong)]
キャリーカウントを格納する変数のアドレスを指定してください。

戻り値

Ret[C:long] [Python: ctypes.c_long]

定義

[Dec]

意味

DIO_ERR_SUCCESS

0

正常終了

DIO_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。

DIO_ERR_DLL_BUFF_ADDRESS

10100

データバッファアドレスが不正です。

DIO_ERR_SYS_DIRECTION

50000

入出力方向が設定範囲外です。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

初期値

なし

説明

CountとCarryを合わせると、64ビットのカウント数を返します。

DIO-32DM3-PEの場合、最適化のため2 ~ 2048サンプリング毎にPC側へのデータ転送処理を行います。
そのため、クロック入力時にカウントが進まないことがありますが、サンプリングは行われております。

使用例

C

Ret =DioDmGetCount(Id, DIODM_DIR_IN, &Count, &Carry);
 

Python

Ret =cdio.DioDmGetCount(Id, cdio.DIODM_DIR_IN, ctypes.byref(Count), ctypes.byref(Carry))
 

関連項目

入力転送時のバッファ使用方法について