Q: I2Cデバイスの設定を行う

A:

HATサイズのCPIシリーズデバイスを利用する場合は、I2Cデバイスの設定を行う必要があります。

併用するシングルボードコンピュータ(SBC)のフォームファクターによって、I2Cの設定方法が異なります。
併用予定のSBCフォームファクターを確認し、下表を参照ください。

シングルボードコンピュータ(SBC)のフォームファクター

I2Cデバイスの設定方法

Raspberry Pi

①Raspberry Pi OSの場合、/boot/firmware/config.txt(*1)を編集します。
    *1:環境によって/boot/config.txtになります
    Ubuntu OSの場合は、/boot/firmware/usercfg.txtを編集します。

 「dtparam=i2c_vc=on」を追記します。

②I2C機能を有効にします。
 手順はRaspberryPiでI2C機能を有効にするには?をご覧ください。

③Raspberry Piの電源を落とします。

④Raspberry PiにIOモジュールを実装して起動します。

Tinker Board

①/boot/config.txtを編集します。

 [#intf:i2c6=off]から[intf:i2c6=on]に変更します。
 [#intf:i2c7=off]から[intf:i2c7=on]に変更します。

②Tinker Boardの電源を落とします。

③Tinker BoardにIOモジュールを実装して起動します。