カウンタモードとサンプリングモード

API-CNT(LNX)ドライバで用意している関数群は、大きく分けて共通の処理関数群と、カウンタモード関数群、サンプリングモード関数群の3種類があります。

デバイスによって搭載されている機能が異なります。
詳細は、
カウンタタイプ仕様を参照ください。


共通の処理

カウンタモードで使用する場合でも、サンプリングモードで使用する場合でも、初期化処理と終了処理が必要です。
各関数は、初期化処理を実行して終了処理を実行するまでの間のみ使用可能です。

カウンタモード

通常のカウンタデバイスとして使用します。
カウンタの動作条件を設定してから、カウンタをスタートし、カウント値やステータスを読み出すといった通常のカウンタ動作を行います。

サンプリングモード

デバイスに搭載されているクロックにより定周期サンプリングを行います。
カウンタの動作条件とサンプリングの動作条件を設定し、カウンタをスタートしてからサンプリングをスタートすることで、カウント値の遷移をサンプリングデータとして取得します。


カウンタモードサンプリングモードは、同時に使用できます。
そのため、サンプリングを行いながら現在のカウント値を確認することができます。