単相/2相/ゲートコントロール

単相/2相/ゲートコントロールは、A相とB相の信号の使い方を示します。

以下に示す入力信号の使い方に合わせてソフトウェアの設定を行う必要があります。

■単相

A相をUPパルス、B相をDOWNパルスとして使用し、両信号の立ち上がりでUPまたはDOWNカウントする使用方式です。
単相入力には、1逓倍しかありません。
UPパルスとDOWNパルスが同時に発生したり、両方のパルスがLOWになったりすると、正常にカウントしません。

カウント方向の設定によって、A相がUPとなるか、B相がUPとなるかは決定します。図はDIR=1(CW方向)の場合です。

 

■2相

位相が90°異なるA相(進み信号)とB相(遅れ信号)の2つのパルス入力で使用する方式です。
2相入力には、1逓倍/2逓倍/4逓倍があります。

カウント方向の設定によって、A相の立ち上がりでアップカウントするかダウンカウントするかが決まります。
図はDIR=1(CW方向)の場合です。

 

■ゲートコントロール

ゲートコントロール付き単相入力です。
A相をカウントし、B相をゲート信号とします。B相がLOWの間は、A相の立ち上がりをカウントしません。
ゲートコントロール付き単相入力には、1逓倍/2逓倍があります。

カウント方向の設定によって、A相の立ち上がりでアップカウントするかダウンカウントするかが決まります。
図はDIR=1(CW方向)の場合です。