機能
外部信号源を選択します(TTL／フォトカプラ／差動)。
書式
Ret = CntSelectChannelSignal ( Id , ChNo , SigType )
引数
Id
[ C, C++ ： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。
ChNo
[ C, C++ ： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
設定するチャネル番号を指定します。
SigType
[ C, C++ ： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
外部信号源を指定します。外部信号源は以下の定義値から選択します。
定義 |
値 |
意味 |
CNT_SIGTYPE_ISOLATE |
0 |
フォトカプラ絶縁 |
CNT_SIGTYPE_TTL |
1 |
TTL |
CNT_SIGTYPE_LINERECEIVER |
2 |
差動 |
CNT-3204IN-USBの場合、TTL/差動を選択してもエラーは発生しませんが、デバイスにはフォトカプラ絶縁が設定されます。
戻り値
Ret [ C, C++ ： long ] [ Python： ctypes.c_long ]
定義 |
値 |
意味 |
CNT_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
CNT_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました |
CNT_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバを呼び出せません。(ioctlに失敗) |
CNT_ERR_DLL_MODE |
10100 |
モードが指定可能範囲外です |
CNT_ERR_SYS_MODE |
20100 |
モードが指定可能範囲外です |
CNT_ERR_SYS_CH_NO |
20201 |
チャネル番号が設定可能範囲外です |
その他のエラー（参照：エラーコード詳細）
初期値
CNT24-4(PCI)H |
フォトカプラ絶縁入力 |
CNT24-4D(PCI)H |
差動 |
CNT-3204MT-LPE |
TTLレベル入力 |
CNT-3208M-PE |
TTLレベル入力 |
CNT-3204IN-ETH |
フォトカプラ絶縁入力 |
CPI-CNT-3201I CPS-CNT-3202I |
フォトカプラ絶縁入力 |
説明
指定したチャネルの外部信号源を指定します。
この関数は、カウンタをスタートした時点で有効になります。
CNT24-4(PCI)H |
設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁入力、または、TTLレベル入力です。 |
CNT24-4D(PCI)H |
設定可能なSigTypeは、差動入力、または、TTLレベル入力です。 |
CNT-3204MT-LPE |
設定可能なSigTypeは、TTLレベル入力です。 |
CNT-3208M-PE |
設定可能なSigTypeは、差動入力、または、TTLレベル入力です。 |
CNT-3204IN-ETH |
設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁のみです。 TTLレベル入力/差動入力を選択してもエラーは発生しませんが、デバイスにはフォトカプラ絶縁が設定されます。 |
CPI-CNT-3201I CPS-CNT-3202I |
設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁入力です。 |
使用例
チャネル0の外部信号源を、フォトカプラ絶縁に設定します。
C, C++ |
long Ret; Ret = CntSelectChannelSignal(Id,
0, CNT_SIGTYPE_ISOLATE); |
Python |
Ret = ctypes.c_long() Ret.value = ccnt.CntSelectChannelSignal(Id,
0, ccnt.CNT_SIGTYPE_ISOLATE) |
関連項目