イベントコントローラ使用例4

アナログ入力のクロック回数をカウントし、一定回数のクロックが入力されるたびにカウンタのカウント一致信号を外部へ入力します。

この場合、アナログ入力に関するイベントコントローラの設定は必要ありません。
カウンタに対してのみ、イベントコントローラの設定を行います。

1.カウンタ入力信号の設定

カウンタ入力信号の設定はAioSetCntInputSignal関数を使用します。
今回はアナログ入力のクロック信号を使用するので、イベントコントローラを設定します。

Ret = AioSetCntInputSignal ( Id , 0 , 10 )

2.イベントコントローラの設定

イベントコントローラの設定を行います。
接続先(Destination)はカウンタUPクロック信号、
接続元(Source)はアナログ入力内部クロック信号となります。

Ret = AioSetEcuSignal ( Id , AIOECU_DEST_CNT0_UPCLK , AIOECU_SRC_AI_CLK )

3.変換開始

カウンタを先に動作開始しておき、続いてアナログ入力を開始します。

Ret = AioStartCnt ( Id )
Ret = AioStartAi ( Id )