デモデバイス仕様

■概要

・デモデバイスとは仮想のデバイスです。アナログ入出力デバイスがなくても、API-AIO関数を実行させることができます。
・PCにデモデバイスのソフトウェアのセットアップすればデモデバイスを利用できます。ハードウェアのセットアップはありません。
・デモデバイスは、アナログ入力、アナログ出力、デジタル入力、デジタル出力の機能に対応しており、それぞれの標準のAPI-AIO関数コールに適切に応答します。
 また、外部トリガ、外部クロックにも対応しています。詳細は、デバイス別使用可能関数一覧を参照ください。

・デモデバイス専用の関数が、API-AIO(LNX) に別途準備されています。
・デモデバイス専用の関数を使うことで、デモデバイス上の入力値を設定したり、デモデバイス上の出力値を確認できます。さらには、各制御信号(外部トリガ・外部クロック)の状態を取得したり、変更ができます。詳細は、デモデバイス関数リファレンスを参照ください。

 

■デモデバイス仕様表

名称

AIO-16256256-DEMO

分解能

16

アナログ入力(AI)チャネル数

256

アナログ出力(AO)チャネル数

256

デジタル入力(DI)ポート数

32 (256ビット)

デジタル出力(DO)ポート数

32 (256ビット)

カウンタ入力(CNT)

未対応

外部トリガ

AIスタート外部トリガ、AIストップ外部トリガ

AOスタート外部トリガ、AOストップ外部トリガ

外部クロック

AI外部クロック、AO外部クロック

タイマ

未対応

イベントコントローラ

未対応

 

 対応API関数の詳細については、デバイス別使用可能関数を参照ください。

 

■デモデバイス概念図

 

■使用方法

・通常通り、AioInitでオープンしたのち、AioSingleAi等でデータを取得することが可能です。
・デモデバイス専用関数で入力値を変更し、その値を確認することや、AioSingleAoで出力した値を、デモデバイス専用関数で確認することが可能です。
・具体的な使い方は、デモデバイス用サンプルを参照ください。