比較カウント値のレジスタ設定

比較カウント値のロードは、比較カウント一致が発生するたびに次回の比較カウント値が自動的にロードされる機能です。

上の図は比較カウント値のロードを使用するときの動作例です。
カウンタ動作開始後、1回目の比較カウント一致はカウント値1000で発生します。
カウンタ値が1000になると、2回目の比較カウント一致が発生するカウンタ値2000が設定されます。
同様にして、比較カウント一致が発生するたびに配列の値が順番に設定されていきます。

配列の最後の値がロードされた後、再び繰り返して配列の先頭データをロードする事ができます。
また、繰り返さずに以降ロードを行わない(比較カウント値は2000のまま)方法も可能です。

 

比較カウント値のロードはAioSetCntComparisonReg関数で設定します。

Ret = AioSetCntComparisonReg ( Id , CntChannel , ComparisonNumber, ComparisonCount , Flag )

CntChannelにはカウンタチャネルを指定します。現在は0固定です。
ComparisonNumberにはロードする比較カウント値データの総数を指定します。
ComparisonCountには比較カウント値データを格納した配列のポインタを指定します。
Flagには、ロードを繰り返し行うかどうかを指定します。

比較カウント値を固定値にしたい場合、ComparisonNumber = 1、Flag = 1としてください。