単チャネルおよび複数チャネルの簡易入力を行うサンプルになります。
このサンプルプログラムは、アナログ入力機能を持ったデバイスの選定が必要です。
サンプル仕様 |
※サンプルプログラムの初期値です。デバイスドライバの初期値と異なりますので、ご注意ください。 |
プログラム名 |
./ai_simple |
レンジ |
0 (±10V) |
入力方式 |
0(シングルエンド入力) |
指定チャネル チャネル番号 |
0 |
複数チャネル チャネル数 |
1 |
1.希望するプログラム名を指定し、プログラム実行させると、上記のような外観のCUI(Character
User Interface)メニューが表示されます。
ソフトウェアのバージョンによっては外観が異なることがあります。
2.デバイス初期化処理
・[1 : AioInit]をコマンド選択すると、デバイス名を指定することができます。
指定デバイスの利用開始することをデバイスドライバへ通知します。
デバイス名を指定すると、AioInitが実行され、CUIメニューが再度表示されます。
・[2 : AioSetAiRangeAll]をコマンド選択すると、レンジを指定することができます。
レンジを指定すると、AioSetAiRangeAllが実行され、CUIメニューが再度表示されます。
利用するデバイスによっては、デバイス上のジャンパーピンで入力レンジを変更しないと設定が有効とならない場合があります。
・[3 : AioSetAiInputMethod]をコマンド選択すると、入力方式を指定することができます。
入力方式を指定するとAioSetAiInputMethodが実行され、CUIメニューが再度表示されます。
3.チャネル簡易入力処理
・[4 : AioSingleAiEx]、もしくは、[5 : AioMultiAiEx]をコマンド選択するたびに、入力データが更新されます。
・指定チャネルを1チャネルのみ入力する場合、
[4 : AioSingleAiEx]をコマンド選択すると、チャネル番号を指定することができます。
チャネル番号を指定するとAioSingleAiExが実行され、デバイスからの入力値が表示されます。
・複数チャネルの入力をする場合、
[5 : AioMultiAiEx]をコマンド選択すると、チャネル数を指定することができます。
チャネル数を指定するとAioMultiAiExが実行され、デバイスからの入力値が表示されます。
なお、開始チャネル番号は0ch固定です。例えば、チャネル数 3を指定した場合、0ch~2chのデータ取得となります。
・デバイスからの入力値が表示されると、CUIメニューが再度表示されます。
4.終了処理
・[6 : AioExit]をコマンド選択すると、現デバイス利用が完了したことデバイスドライバへ通知します。
プログラムを終了させることなく、異なるデバイス(例:AIO001など)からデータ取得ができます。
AioExitが実行されると、CUIメニューが再度表示されます。
・再び、データ取得処理を行う場合は、[1 : AioInit]をコマンド選択し、新たなデバイス名を指定し、デバイス初期化処理を行ってください。
5.プログラムの終了処理
・[q : 終了]をコマンド選択すると、プログラムが終了します。