AioSetAoMemoryType

機能

データ格納用メモリ形式の設定を行います。

Ret = AioSetAoMemoryType ( Id , AoMemoryType )

Id [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスＩＤを指定します。

AoMemoryType [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
データ格納用メモリ形式を以下の範囲から指定します。

デバイスバッファ使用時

0	FIFO
1	RING

ユーザーバッファ使用時

0	繰り返し出力なし
1	繰り返し出力あり

Ret [ C, C++： long ] [ Python： ctypes.c_long ]

戻り値	内容
0	正常終了
7	スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください
10001	無効なIDが指定されました関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。
10002	ドライバを呼び出せません始めにAioInit関数を実行しください。
13140	AoMemoryTypeの値が関数の指定範囲外です AiMemoryTypeは0（FIFO）か1（RING）を設定してください。
20001	使用しているデバイスではこの関数を使用することができません
20002	デバイスが動作中のため実行できませんこの関数を使用するには、アナログ出力動作が停止している必要があります。
20003	他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。
23140	AoMemoryTypeの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

すべてのデバイスで、デバイスバッファ使用時FIFO、ユーザーバッファ使用時繰り返し出力なし

アナログ出力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

データ格納用メモリをFIFOに設定します。

C, C++	long Ret; Ret = AioSetAoMemoryType ( Id , 0 );
Python	Ret = ctypes.c_long() Ret.value = caio.AioSetAoMemoryType ( Id , 0 )