分解能は、アナログ入力デバイスでアナログ信号を表すために使用するビット数のことを言います。
分解能が高いほど、電圧の範囲が細かく区分されているされていることになり、アナログ値をより正確にデジタル値に変換することができます。
12ビット分解能のデバイスは、使用するレンジ幅を4096分割します。
デバイスのレンジが0~10Vであれば、変換された電圧の最小単位は10÷4096≒2.44mVとなります。
デバイスのレンジが0~20mAであれば、変換された電圧の最小単位は、20÷4096≒4.88mAとなります。
16ビット分解能のデバイスの場合、使用するレンジ幅を65536分割します。
デバイスのレンジが0~10Vであれば、変換された電圧の最小単位は10÷65536≒0.153mVとなります。
デバイスのレンジが0~20mAであれば、変換された電圧の最小単位は、20÷65536≒0.305mVとなります。