バッファメモリはデバイスが備えているデータ保持用のメモリで、アナログ入出力の際に使用されます。
デバイスのバッファメモリサイズに収まるサンプリング数までであれば、デバイスの最小クロックでのサンプリングが可能です。
なお、バッファメモリサイズを超えるサンプリング数においてサンプリング可能かどうかは、サンプリングクロック周期、CPUの処理能力、負荷状況、USB回線の負荷等に依存します。
バッファメモリは、チャネル数×サンプリング数のデータに加えて1サンプリング当たり1データのバッファメモリを付随データとして使用します。
加えて、1データ分を固定で使用します。
従って、バッファメモリのみでサンプリング可能なサンプリング数は
(バッファメモリサイズ / (チャネル数 + 1) )- 1
となります。
例えば、バッファメモリ1Kデータ(1024データ)分のデバイスの場合
1chのサンプリングを行うと、格納可能なサンプリングデータ数は、511回となります。
2chのサンプリングを行うと、340回、3chのサンプリングを行うと、255回となります。