CntReadStatus

■使用可能デバイス

全てのカウンタデバイス

 

■機能

指定したチャネルのステータスを取得します。

 

■書式

Ret = CntReadStatus(Id, ChNo, Sts)

 

■引数

Id [VB.NET:Short C,C++:short C#:short]

CntInitで取得したデバイスIDを指定します。

 

ChNo [VB.NET:Short C,C++:short C#:short]

取得するチャネル番号を指定します。

 

Sts [VB.NET:Short C,C++:short * C#:ref short]

ステータスを取得する変数のアドレスを指定します。

各ビットは、次のように定義されています。

 

・CNT24-2(FIT)GYの場合

D7

D6

D5

D4

D3

D2

D1

D0

AI

0

0

0

0

0

EQ

U

ビット

意味

D0

U

汎用入力状態 1:汎用入力「1」

                     0:汎用入力「0」

D1

EQ

カウント一致状態 1:カウントデータ一致

                        0:カウントデータ不一致

D2

予約

0固定

D3

予約

0固定

D4

予約

0固定

D5

予約

0固定

D6

予約

0固定

D7

AI

異常入力検出 1:異常

           0:正常

 

・CNT16-8x(FIT)GYの場合

ビット

意味

D0

CH0

CH0キャリー

D1

CH1

CH1キャリー

D2

CH2

CH2キャリー

D3

CH3

CH3キャリー

D4

CH4

CH4キャリー

D5

CH5

CH5キャリー

D6

CH6

CH6キャリー

D7

CH7

CH7キャリー

 

■戻り値

Ret [VB.NET:Integer C,C++:long C#:int]

定義

意味

CNT_ERR_SUCCESS

0

正常終了

CNT_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

CNT_ERR_DLL_TIMEOUT

10006

通信タイムアウトが発生しました。

CNT_ERR_ACCESS_RIGHT

10005

アクセス権エラーです。

CNT_ERR_DLL_BUFF_ADDRESS

10101

データバッファアドレスが不正です。

CNT_ERR_SYS_CH_NO

20201

チャネル番号が設定可能範囲外です。

 

その他のエラー:(参照:エラーコード詳細

 

■説明

指定したチャネルのステータスを取得します。

CNT24-2(FIT)GYの場合、ステータスは、汎用入力、カウント一致の有無、異常入力の有無の確認に使用できます。

汎用入力については、専用関数CntInputDIByteを使用した方が便利です。

CNT16-8x(FIT)GYの場合、ステータスは全チャネルのキャリービットを確認するために使用できます。

 

■使用例

VB.NET     Ret = CntReadStatus(Id, ChNo, Sts)

C,C++       Ret = CntReadStatus(Id, ChNo, &Sts);

C#            Ret = CNT.ccapcnt.CntReadStatus(Id, ChNo, ref Sts);

 

■関連項目

CntResetStatus