API-CAP(W32)について

API-CAP(W32)は、F&eITのI/OコントローラユニットCPU-CAxx(FIT)GYに接続されているアナログ、デジタル、カウンタなどの各カテゴリのデバイスモジュールやF&eIT Nシリーズを、カテゴリ毎の専用API関数を用いて制御するための関数ライブラリです。

API-CAP(W32)を用いれば、VisualBasic.NET、Visual C#、VisualC++などのサポートしている豊富なプログラム開発言語を用いて、ネットワーク上にあるI/Oコントローラユニットを、ネットワークである事を意識することなく、簡単にアクセスすることができます。

API-CAP(W32)は、F&eITプロトコルを用いたリモートデバイスアクセスの応用製品です。従来より提供させて頂いておりましたF&eITのI/OコントローラをアクセスするためのF&eITプロトコル自体は変更しておりませんので、これまでFIT.DLLやREMOTEIO.DLLを用いてお作りいただいていたアプリケーションに影響を与えることはありません。

■特徴

・カテゴリ単位での専用APIにより、ネットワークやプロトコルを意識しないプログラミングが可能です。

・デバイスモジュール単位に名前を付けてアクセスするAPI関数群ですので、デバイスの追加や機器構成のレイアウト変更に強いアプリケーションを構築できます。

・論理ポート、論理チャネルでのアクセスによってF&eITプロトコルの仮想アドレスマップを完全に隠蔽化していますので、新しいデバイスモジュールや代替品を用いる場合にプログラムの変更が最小限に押さえられます。(※注)

※注)新しいデバイスが従来サポートしていなかった機能を有する場合は、プログラムの変更が必要です。

・豊富なプログラミング言語をサポート。

・診断モニタにより、プログラムレスでデバイスの動作確認が可能です。